大石まどかベスト・コレクション 深い川

大石円 大石まどかベスト・コレクション 深い川歌詞
1.深い川


2.ひとり寝


3.俺の一生


4.忘れ蛍

作詞:多野亮
作曲:弦哲也

背中につけた 爪のあと
想い残して 夏が逝く
夜の向うに 滲んで揺れる
忘れ蛍よ おしえておくれ
辛い泪の 捨て場所は
私一人じゃ 見えないの

貴方の好きな 長い髪
変えてみました 短めに
決めたつもりの 別れだけれど
忘れ蛍よ 逢いたくなるの
今も噂を 聞くたびに
燃えるからだは 騙せない

幸せ編んで 着せかえて
指のすき間を すりぬける
愛したりない あの人だから
忘れ蛍よ 届けておくれ
未練たちきる すべもない
弱い女の 夢ひとつ


5.雨降り花

作詞:関口義明
作曲:花笠薫

泣いた涙の ひと粒を
拾い集めて 咲くと云う
別れても 憎みきれない
今もあなたが 恋しくて
雨 雨 忘れられないの
夢が濡れます 雨降り花よ

指にからんだ 想い出の
色はうす紅 恋の花
もう一度 信じたいのに
心ひとつが 結べない
雨 雨 めぐり逢いたいの
願い叶えて 雨降り花よ

肌でおぼえた 幸せは
わたしひとりの ものですね
出来るなら ついて行きたい
そうよ いのちが 尽きるまで
雨 雨 離れられないの
なさけ一輪 雨降り花よ


6.越後恋がたり

作詞:香良沢涼
作曲:花笠薫

越後桜は 春には咲くが
娘十八 今まだつぼみ
思うお方の 夢をみて
恋の吐息に くもる春

越後うさぎは 栗毛に染まる
染めて下さい あなたの愛で
口に出せずに 目で追って
恋の炎を ゆらす夏

越後もみじは 黄金に映えて
はぐれカモメも ねぐらに帰る
帰る胸さえ ない私
恋の無情に 沈む秋

越後椿は 雪にも強い
雪に埋もれて 未練を殺す
娘十八 春遠く
恋の泪も 凍る冬


7.燃ゆる想い


8.戻り傘

作詞:多野亮
作曲:花笠薫

これが最後の 逢う瀬なら
いっそ死なせて くれますか
唇が この肌が
あゝ 恋しがる…
握る指先 つたって落ちる
涙哀しい 戻り傘

二人寄り添い 向う岸
渡るすべない 恋一夜
抱きしめて 命ごと
あゝ 離さずに…
途切れ途切れに そぼ降る雨が
心泣かせる 戻り傘

明日が見えない 契りでも
夢をぬくめて くれますか
もう一度 甘えたい
あゝ あなただけ…
細い運命を 恨んで泣いて
肩に崩れる 戻り傘


9.流氷海岸

作詞:仁井谷俊也
作曲:山木ゆたか

春を運ぶ 流氷が
北の浜辺に 流れつく
あなたと別れるくらいなら
わたしは海に身を投げる

※根室半島 納沙布岬
背中に泣いて すがりつく
何年待っても かまわない
千島桜の 咲く春を
あなたとふたりで待ちたいの※

凍えそうな 冬空を
照らす日暮れの 灯台よ
あなたに抱かれるそれだけで
わたしは今日を生きられる

旅の終わりは 知床岬
やさしさ胸に 沁みてゆく
死んでもあなたを 離さない
羅臼の峰の 雪のよに
変わらぬこころで 愛したい

(※くり返し)


10.恋のしのび雨

作詞:石坂まさを
作曲:船村徹

宿の浴衣に 着替えた後で
裾の乱れが 恥ずかしい
抱いて そっと そうよもっと
窓に降る雨も 恋のしのび雨

眠れない夜は あなたがほしい
肩を寄せても 振り向かぬ
息をひそめ 息をかけて
ひとり闇の中 指を噛みしめる

川の水面に 牡丹の花が
落ちて悲しい 夢一夜
抱いて そっと そうよもっと
愛の移り香が 胸に染みるまで


11.最果てひとり旅


12.わかれ唱(うた)